白紙の未来は決まっていない!

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てきた科学者ドク・ブラウンは言いました。「未来は白紙でまだ決まっていない」と。 これは演劇や演劇・映画関連について。また、日々の出来事を未来と言う名の白紙(blog)に書くものである(笑)

カテゴリ: 映画

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柏にキネマ旬報シアターという映画館があります。
キネマ旬報社が運営している映画館で、キネマ旬報社自体はかなり
古い(雑誌創刊は1919年)会社で、先日発表された
『第90回シネマ旬報ベスト・テン』では、自分が今一押しの映画で
あり、昨日見てきたばかりの「この世界の片隅に」が第一位に
なりました。(4月下旬からこの劇場でも上映予定!)

さて、そんな由緒ある映画情報誌の会社が運営している映画館で
なんと、『バック・トゥ・ザ・フューチャーpart1~3』まで一挙上映という!
地元の映画館でこんな素晴らしい事をしてくれるなんて、
本当にありがたい(*´ω`) 立川とか遠すぎるからなぁ・・・・。

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なんとも落ち着きの空間。最近馬鹿でかい映画館ばかりだった
ので、(渋谷の某映画館を除くw)なんか癒される(*´ω`)
ちなみに、4年前にキネマ旬報社がここを買いとる前も
柏ステーションシアターという映画館がここにはあった。幼少時代、
何度かアニメ映画を観に来たものです。

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結構綺麗で心地よい座席だった。スクリーンも小さいわけじゃ
ない。スピーカーは他の映画館とあまり変わらない5.1ch。

さて、映画の感想をしながらこの劇場の面白さもお伝えすると、
某大手Tのシネマと違って、ややこじんまりな部屋なわけだが、
それ故に音空間の中で映画の世界にどっぷり浸かれる感じが
するのですw 特に本日はBTTF1・音感上映という、文字通り
音を感じろ!的な大音響での上映だったので、これが広い
部屋だとその意味も半減するわけでw また、多分だけど
スピーカーは前に一台。左右に二台ずつ配置されていると
思われる。劇場のどセンターに座ると音を余すところなく
味わう事が出来る。BTTFではギターのシーンとか、タイムトラベルの
シーン、落雷のシーン等々、物凄い迫力を感じた。
自分的には立川の極上爆音もいいが、粗削りながらこっちの
音感の方が好きかなw

それにしても、いつもより人数は少ないとはいえ、BTTF仲間と見る
BTTFは最高だ!終わった後、感想で盛り上がるもんね(*´ω`)b

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マーヴィンさんなんて、正装でこの千葉の片隅に来てくださったw
まさかの「理由なき反抗(ジェームス・ディーン)」の脇でポーズw

今日は映画見て、駅前でだべって解散になったけど、また
今度皆でゆっくりBTTF話したいね(゚∀゚)

【おまけ】
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帰りに何気なくゲーセンで取れそうだなと思って100円入れたら
簡単に取れた魔獣・あざらしさん。うちで飼うとしようw
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イオンシネマ幕張新都心にて「この世界の片隅に」5回目を
観てまいりました。まず、今まで見てきた劇場と大きく違う所が
一点。この劇場は「ULTIRA」なのです。

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ご覧ください!!あの前列の客席の大きさに比べ、この超ど級の
スクリーン!!さらに、4WAY立体音響という未体験ゾーンレベルの
音を味わえる。今まで聞こえなかった声が、今日結構気づけたな・・。
ULTIRA、いいぞ!!!

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この劇場でもすずさんがお出迎え(*´ω`)

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片渕監督のサイン付きポスター(゚∀゚)

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複製原画の展示。とても丁寧な原画だったんですねぇ・・・あたたかい
絵です(*´ω`)

五回目。より一層、すずさんや北條家の心に寄り添えたような
気がしました。勿論、劇場の施設が素晴らしかったからというのも
あるが、彼らと同様に笑い、怒り、哀しめたような気がする。
それにしても、あの戦闘機の原作同様の画(山の向こうから無数の
戦闘機が出てくるシーン)は自分にとってトラウマに感じるように
なってきました。本当に恐ろしい光景。今や、この画が大画面に
出るだけで背筋に寒気を感じるくらい。。。それにしても、見る回を
重ねるごとにどんどんその世界の住民になって行ってる感じがする。

今回の発見は、二つ。まずは普通のファンとしての発見は、
径子さんがモダンガール時代だった頃の回想シーンが
ワンカットあって、そのオシャレな洋食屋のBGMで流れていたのが
実はエンディング後に流れる、とある女性の人生が描かれるわけだが
そこで使われているBGM「すずさん」である。
俺は真のEDと呼んでいるのだが、その真EDの中に洋食屋のシーンが
あり、その女性がご飯食べている脇に実は径子さんと旦那さんが
デート中であり、このシーンと本編回想シーンがリンクしている事に
気づき、ぞくぞくっ!!!とした。

二つ目は役者として。出てくる登場人物皆の話し方が一人も
違和感を感じる人がいないということ。
演者それぞれの個性、その人自身でその世界に溶け込んでる。
例えば主役ののんさん。彼女の地声はすずさんにかなり近い。
方言が付くけど、わざわざ「〇〇風の役だからそうやろう!」という
感じがせず、素朴で自然。つまり構えてない。役作りの面で色々と
苦労されたようで、片渕監督にとにかく色々と聞きに行ったという
話を授賞式の時に聞いてはいるけど、基本部分の役作りは
やっぱり型にはまってない。でも、伝えたい事はしっかりと
伝わってくる・・・。この映画って会話がとても重要な物語だから、
二月下旬に朗読劇やる自分にとって、とてもいい教材にもなる。

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ところで。片渕監督の前作「マイマイ新子と千年の魔法」が
ここイオンシネマ幕張新都心でやるそうな。2月の朗読劇が
終わったら観に来ようと思う(*´ω`)b
実はこの作品もちらっと調べた所、宣伝の少なさや劇場の
上映時間帯が悪かったせいで、埋もれた名作らしい。
この世界の片隅にの力により、色々な場所でリバイバル上映が
されているのだ。何だか凄い話だよね・・・。

【おまけ】

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かなり広いイオン。流石は本社がある街にあるイオンなだけあるw

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逢魔が刻。残念ながら今日は「結び」の人が現れる事は
ありませんでしたwww

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いやぁ・・・・本日ファーストデー1100円の日についに見た「君の名は。」
とりあえず感想として一言、もっと早くに見にいけばよかったというとこ。
さて・・・もう上映開始から半年近く経ってるのでネタバレなんかを
くわえつつ。

一言でいうと、歴史改変のお話し。それにしても・・・伏線が絶妙
だったなぁ。あのティアマト彗星がどういう役割をするのか、、と
思ってみてたがまさかヒロインである三葉をはじめ、物語の舞台の
一つ、糸守町そのものを消滅させる(厳密には高校より手前は
残るが・・)というショッキングなもの。
そしてこの物語の一番のキーである「入れ替わり」を行う
主人公・瀧と三葉によって、最終的には3年前に500名以上の
死者を出した隕石落下災害を死者0にするという。

途中、ぞくっとしたシーンがあった。入れ替わりをしている間、
お互いがお互いの体で行うことに記憶が無いので、瀧の体に
いるとき、三葉は日記をスマホに残していた。
しかしある時、入れ替わりが途絶えたと同時にその文字媒体と
して残してあった日記が目の前でどんどん消えていく。
そして、もう一つ。お互いの名前を忘れるという終盤。
この二つって、俗にいう歴史改変。タイムパラドックス、それと
キーの一つ「むすび」に関係してくるんだとおもう。
「過去で歴史を変えたから未来ではそういったことは
起こらなくなる=記憶から抹消される」
というやつ。「むすび」に関しては、一種の奇跡というか
時を超える絆みたいなものなんだが、それが途切れた為
日記が消滅したのか・・・うーん。分けるとこんな感じだろうか・・・

・Aの時間軸が滅びが近づく街に生きる三葉⇔平凡な瀧のいる三年後
 関わりがあった二人だが、隕石落下の時がきて三葉死亡。

≪隕石が落ちた街を調べる瀧。三葉の家のご神木に三葉が生前、
  神社の儀式で行った際に奉納した口噛み酒を瀧が飲み干し過去へ≫

・2013年。瀧が三葉の中にいる状態で色々活動し、500名の命を 
 救った時代。これがBの時間軸の誕生。と同時に、Aの時間軸にいた
 瀧の記憶は塗り替えられていく。よって記憶は失われていく。
 失われた中で、22歳の瀧は25歳の三葉と再会する。

ただ、不思議なことにこれはいろいろな物語や
ゲームでもあるんだけど、完全に記憶が失われるってことが
少ない。どこかしらでぼんやりと感覚でその時のことを覚えてたり
ふとしたはずみで記憶がよみがえったりする。もっとも、
三葉に関しては瀧と違い、あくまでBの時間軸でAの時間軸から
きた瀧を信じ、町の皆の避難活動をやっていただろうから
きっと記憶自体はあるはず。(但し、時間軸の変動による
影響で肝心な事は忘れる仕組みになってるのかも・・?)

これはあくまで自分の考えた説なので色々な考え方が
あってもいいとおもいます(´・ω・`)b

ところで、意外と気づいていないのが瀧と三葉の時間軸のずれ。
ちゃんと映画を見ていれば気づくけど、実は三葉の方が三歳上。
物語上で高校二年の二人ってなってるが、瀧は隕石災害の
三年後、2016年の高校二年で、三葉は2013年の高校二年。
時を超えた二人が不思議な”むすび”によって共存、協力、
そしてお互いへの想いを募らせていく。
ラストの長い階段。宣伝ポスターや画像でも出てるが、
そこだと高校時代の二人の姿(時系列的に不可能w)だが、
本編では・・・・・? まぁ劇場でご確認ください。

「この世界の片隅に」と「君の名は。」のどちらがいいか?
そう聞かれても答えようがない。もう明らかに山が違う。
どちらも別々の山では頂上だと思う。正直もう一回見に行くのも
いいなって、今思ってます( *´艸`)

なるほど。日本アカデミー賞で優秀アニメーション作品賞を
取るだけある内容でした。久しぶりに血沸き肉躍る内容の
映画でした!!!

・・・・・。そういや「この世界の片隅に」も優秀アニメーション作品賞
もらってたwwwwやっぱすごいや、この二作品は!

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本日は朝もはよから(といっても、10時半着)新宿。
この時間に新宿にいるなんて何年ぶりだろう??

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はい、四回目です。相変わらず飽きる概念は俺の中にはありませんww

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見づらいですが、下から三段目。青のバッテンが朝の回と
昼の回にあり。この二つは満席です(´・ω・`)
で、稽古後に様子見たら夜の回も3,4席抜かして後は
全部埋まってた。この世界の片隅にエネルギーは絶大なもの。

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ポストカード頂きました!!第三弾の鑑賞者プレゼント。
キャラメルは関係ありません。物語観てて食べたくなったから
別で買っただけですぞ(´・ω・`)

三回目の時に径子さんの真の優しさに気づかされました。今回
四回目は周作さんが、想像を超えた愛をすずさんに向けてるんだ
なぁって・・・。「あんたを選んだんは、多分わしにとって最良の選択じゃ」
最後のお勤めの時の「絶対にわしはすずさんの元に帰る」といった
言葉、一歩間違えたら自分が死ぬ局面で身を挺して戦闘機の
銃弾からすずさんを護ったりなどなど。・・・あとね、水原哲が訪れた
時の行動ね・・・。あれはすずさんが好きすぎてやった行動なんだろうなぁ。

四回も見ているとそれぞれの人物がどういう気持ちでこの台詞を言ってたり
行動を起こしたりしているのを分析したくなる(笑)
そう考えながら見てはいるけど、のめり込み過ぎてほんのちょこっとだけの
分析になってしまうww 五回目はどこに焦点あてようかねぇ(*´ω`)

【おまけ】

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本日の戦利品(ポストカード以外)
・この世界の片隅に 2017年カレンダー
・アクリルキーホルダー
・ICカードホルダー
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ルパン三世 カリオストロの城『MX4D』を観てきました!!!
正直4DX派なのでMX4Dにあまり期待していなかったのですが・・・。

いや皆さん、是非これは足を運んでみてください(*´ω`)
まるで新しい映画を観ている感じになりますよ!ゆるい動きと
されてるMX4Dがこんかい滅茶苦茶頑張ってくれてて、
クラリス救出の崖っぷちカーチェイスのシーンとか、おなじみ
屋根から屋根に飛びうつるシーン、風の強い高台や時計台のシーン、
お金ばらまくシーン(ここ、かなり面白いw)等々、新たなる楽しみが
待っております♪
そしてなにより、大画面・贅沢な音響で視聴する名作です。
今や亡き、山田康雄さんや納谷五郎さん。石田太郎さん、あと
初代亀仙人でお馴染、宮内幸平さんや波平の永井一郎さんが蘇る。
声優の英雄達は本当に素晴らしい演技力です・・・・ぞくぞくしましたもの。

そうそう、大野雄二さんのお馴染のルパンBGM(笑)これも
必聴です。名曲「炎のたからもの」はちょっと感動します。あの曲調、
本当に時代が70~80年代初期に戻ったかのような感じ。
実はこの時代のルパンの曲って古き良きかすかな記憶が残ってる
80年代前半の匂いと風を味わえるんで好きなんですよ。
「ラブスコール」とかも大好き。あのフルートの音がずるい!(`・ω・´)b

とにかく大満足で観てきました。もう一度機会あったら見たい(゚∀゚)

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で、帰りは光麺の肉そばにローストビーフ丼という肉づくしの
夕飯を楽しんだのでした。だから太るんだっつの(´・ω・`)

【おまけ】

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来場特典でポストカードをGET!カリオストロおじさんがやたらと
目立ってるなぁ。時計台でぷちっするのにwww
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