白紙の未来は決まっていない!

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てきた科学者ドク・ブラウンは言いました。「未来は白紙でまだ決まっていない」と。 これは演劇や演劇・映画関連について。また、日々の出来事を未来と言う名の白紙(blog)に書くものである(笑)

2015年12月

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ほら、、お前さんが聖夜に旅立って今ちょうど一年が経ったな。

今も立派な先代・ぴろきちを俺も、家族みんな忘れてない
からな。継承者・アナ姫を、見守ってくれな。いつもお前の
魂は俺らと共にある。
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ちゃんとチキンをキチンと食べました(おお、寒気が・・・)
新橋のからやまで絶対食べて帰ろうと仕事の時から決めていたのでw
いやぁ、相変わらずウマしですねぇ♪

帰り。ふと「イタリアントマト(洋菓子店)」の前に立ち止まる。
クリスマスケーキ、せっかくだから買って帰ろうかな・・・でもオヤジは
乳製品アレルギーだから厳しいか、って思いながらも
じゃあ俺の部屋に持っていけばいいかな・・・なんてことも考えた結果、

「・・・・・・。・・・・・・?何だろ、もしかして・・・・・」

という変な気分になり、買わずに家に帰ってみた。キッチンの引き戸を
開けた瞬間である。

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やっぱりあったよ!!これか、さっきの予感は(笑)

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おおおい!!オヤジーーーーー!乳製品アレルギー無視して
食っちゃったよ!!・・・ま、今夜くらいはいいか(*´ω`)
結構にあまあまだったけど、今の自分にはこれぐらいの甘さが
有難い。何か疲れてるみたいで(苦笑)

そして。何個か物品が到着していた。

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マーティがデニムジャケットに付けていた缶バッジとギターバッジが
届いてた!!!あ、正確にはギターバッジは形やデザイン等は
似てるけどマーティがつけていたのは色が黒です(笑)

なんか更にいい感じのジャケットになりましたねぇ(*´ω`)b
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何かもっと映画が見たくなってきた。それもSFとかアクションじゃなくて
人間ドラマ的な物。やはり今年中に「母と暮せば」を観に行こうかな。

・・ま、観に行くならタオル持っていこう。どう考えても泣くだろう(´・ω・`)

そんなわけで今宵はこの辺で、ぐんない(´Д`)ノ
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今まで何本かチャップリンの映画を見てきたけど、これ程までに
シリアスで、一見見るとコメディ要素が少ない映画は無かった気がする。
主人公アンリは30年以上勤めた銀行を世界不況の為にリストラされ、
家族を養う為に重婚し、詐欺まがいな手で金を手にし、
株投資をしつつ家族への生活費に充てていた。しかも、重婚した
相手は金を手にしたと同時に殺害するというなかなかに恐ろしい役。

この映画の演出で印象的だったのは、殺人鬼であるアンリだが、
暗い音楽や鬼気迫る音楽というのは本当に最後とか数か所ぐらい
にしかなく、基本は明るいオシャレな音楽だったりする。
その音楽に違和感は感じなかった。何故ならアンリはいつも自信に
満ちていて、殺伐としているどころか、陽気で。それでいて
あれだけフランス国内の裕福な婦人たちを葬っているにもかかわらず
普段は女性に紳士的態度を取る。(しかも自然なふるまいで)

やがて彼はその悪夢と呼べる数年間の呪縛を断ち切ってくれる女性と
出逢います。最初は殺害の為の新薬の実験台にしようと思っていたが
話を聞いているうちに殺害をやめ、その後も何度か町で出逢う事に
なります。そしてついに訪れた世界恐慌。アンリのもつ株は全て紙屑と
なり、破産。同時に彼は家族も失うことになった。
・・・それから暫く経ち、かつて出逢った彼女と再会します。
目下戦争の時代に突入し、彼女は巡り合わせで軍需産業。つまり
この時代一番稼げる企業の社長夫人になっていた。
(ここも戦争を嫌うチャップリンの皮肉めいたものを感じた)
二人は食事をし、話していく中でアンリは、彼女との永遠の別れ際に
一つの決意をします。

「私の運命に従うまでです」

この言葉が全てを語っていた。自らその後、出頭。当然ながらここまでの
殺人を重ねてきたわけなんで、極刑となる。その際の法廷で彼は言った。

「一人殺せば悪党で、百万人だと英雄だ。数が殺人を正当(神聖)化する。」

これはもう・・・この時代への批判が全て含まれていますね。映画・独裁者
でもきっぱりと戦争をしていたとおり、彼のスピリッツはこの映画でも生きて
いる。そしてこの言葉は、何気に後世。色々な漫画や小説、ゲームでも
使われていたりする。

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極刑(どうやらギロチン)により、最期を迎える後ろ姿が印象的。
その直前、タバコとラム酒を看守から勧められ、どちらも
断るが、「いや、ラム酒は飲んだことないから飲んでみたい」という
事を言い、一気に飲み干す。この状況でも新しい物への探求心が
アンリにあるという。飲み終わり一息ついた後のアンリの表情は
今までになく晴れ晴れとしていた。

最後に行きつくまでの間、他の作品ほどではないけど、ドタバタの
箇所があってそこは声出して笑った。重婚相手にして、殺害しようと
しても相手の悪運が強すぎて計画失敗したアナベラ婦人との
シーンは今までのチャップリン映画に引けを取らない面白さ。
もっとも、ベタベタな彼のコメディが見たいなら他の作品を見た方が
いいと思う。ただ、自分はメッセージ性のある作品が好きだから、
最後まで飽きずに見続けた。

自分としては、とても見ていて有意義な二時間を過ごせたと感じる
作品だった。演技的な勉強としても様々な状況での表情や、
動き(不自然な動きが無い)、そして言葉のメリハリ(英語は分からないが、
字幕と見比べて聴いていました)等、全てが素晴らしいと思った。
そしてなにより。ここまで長文書いていると言う事は、伝えたい事しっかり
視聴者(俺)に伝わっていた。凄いな・・・やっぱり。

確かに殺人鬼という設定は人によっては嫌悪するかもしれないが、
それはおかしい。昨今だけでなくずっと昔からドラマや小説。漫画や映画でも
そういう人物は存在し、時に主役をしているんだから。
現実世界なら許しがたいが、あくまでこれは空想世界。そこを
切り離してみないと、他の作品も余計な事を考えながら見る事に
なると思う・・・・が、まぁそれは人それぞれの考えなので置いておくとして。

こういうチャップリンの映画もあるんだなぁという新たな発見をさせて
頂きました(*´ω`) さて、次回はレンタルしているもう一枚の映画「サーカス」
について書こうと思います♪
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よく、「お前さ。それ〇〇をやるのに無駄な事じゃないか?」と言う人がいる。
けどそれって言う人の視野や考えが狭かったり古かったりするから
そう思うわけであって、当人は無駄とは思っていないし、必ずしも
無駄と限られてはいない。

「人間が進歩するためには、まず第一歩を踏み出すことである。
 長い目で見れば人生にはムダがない。」

と言う、かの自動車メーカー「ホンダ」の創業者・本田宗一郎氏の言葉がある。
新たな世界に踏み出す一歩というのは勇気がいる。そして踏み出せば
猪木さんじゃないけど道が出来てくる。それが例えば他人にとっては
無駄な事と思われるかもしれないけど、その人にとっては進歩させる
一歩であり、きっかけと思いたい。
称賛とかはいらない。ただ、もしいつの日か自分がその立場になったなら。
その時は静かに見守っていてほしいかな。

仮に無駄な事であったとしても、人生無駄を無くして面白くはない。
そんな気もするんですよね。ただし、そういう時は真剣に無駄を
やりますよ、俺は。


ま、何でこんなことを書いたかと言うととある友人の話を聞いてふと
書きたくなったんですねぇ。その彼がやっている事は無駄かどうかは
今の俺には分からないけど、でも真っ直ぐその道を見てるのなら。
陰ながら応援してあげたいと思う。
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